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14件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

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1951-05-23 第10回国会 参議院 本会議 第45号

第三は、割当は今までは作付前、即ち事前割当によつて行われて来ていたのでありますが、これを收穫見込高が大体明らかになつたとき、即ち事後割当に改め、なお割出をせられた後において、実收高割当の基礎となつた收穫見込高と変つた場合、又は割当最終決定災害その他やむを得ない事由の生じた場合は、規定の手続によつて割当の変更ができることとなし、第四は、生産者保有数量確保、即ち保有優先規定を設け、第五は、米穀買審議会

羽生三七

1951-03-07 第10回国会 衆議院 農林委員会 第17号

安孫子政府委員 保有優先原則は確立して参りたいと思います。法案で申しますと、食糧政府買数量の指示に関する法律の第十条に「農林大臣都道府県知事及び市町村長は、農業生産に支障のないように米穀生産者保有数量確保して政府買数量を定めなければならない。」という一項を入れております。端的に申しますと、要は運用が重要かと思います。

安孫子藤吉

1951-02-10 第10回国会 衆議院 予算委員会 第12号

いわゆる保有優先供出優先かという問題があるのです。この保有優先、供出優先という問題におきまし七、非常に困るのです。これゆえにこそ、戦後におきましても、供出方法というものが非常にかわつているのですね。だからこういうようなものについては、今後どういうふうに善処して行かれるか、これを承りたいと思います。

横田甚太郎

1951-02-08 第10回国会 参議院 農林委員会食糧統制に関する小委員会 第1号

一方的に農林大臣の指示する数量ということになるのでありまするし、従つて食確法においても保有優先建前は明記いたしておらぬのであります。しばしばこれが問題なりまして、一定の保有量はきめて置きながら、その保有量を必ず確保せしむるという措置が今までとられておらないのでありまして、非常にこれは不合理な点であつたのであります。

黒田新一郎

1950-02-09 第7回国会 衆議院 農林委員会 第5号

安孫子政府委員 その点は非常に議論がわかれるわけでありますが、お尋ねの点は供出優先保有優先かという問題だろうと思います。法制上の建前は、生産数量から保有数量を差引いたものが供出数量ということになつております。実際の運用面はどうであるかと申しますと、個々議論にわたりまするが、個々農家についての生産量というものの把握がなかなか困難な実情があります。

安孫子藤吉

1949-12-19 第7回国会 衆議院 農林委員会 第1号

その際に、最末端におきまして、保有優先であるか、あるいは供出優先であるかというようなことが常に問題になるわけであります。一応制度上の建前は、保有を差引いて、残り供出するという法文の立て方になつておるのであります。その際に一番問題になりますのは、個人々々の実收というものが、実ははつきりつかめないという点に問題があるのであります。

安孫子藤吉

1949-12-19 第7回国会 衆議院 農林委員会 第1号

○高田(富)委員 そうすると、各農家の実收が今までは不確実だつたということが原因だということでありますが、今度は非常に詰まつて来ておりますので、今までのようなことはないと思いますが、各農家実情を十分に調べて、そうしてたしかにこれは間違いないということが立証されるならば、保有優先という原則にもどつて保有優先の分でこの免責條項の適用をきめることはさしつかえない、またそれが正しいことであると思いますが

高田富之

1949-11-24 第6回国会 衆議院 農林委員会 第10号

もし補正が個人別割当てられて補正された分が実際の收穫高よりも多くてそれだけ出せなかつた場合、もちろん食確法からいいますと、保有優先でありますから、保有量を引いた残りのものが供出量に満たなかつた場合において、政府自身法律に沿うてという考えでありますから、農民もそういうふうに沿うて、できるだけはお出ししますけれども、出せなかつた場合には、これに対して、政府は一体どういう処置をとられるか。

竹村奈良一

1949-05-19 第5回国会 衆議院 農林委員会 第26号

しかしながら今日の供出制度の状態におきましては、食糧確保臨時措置法によつては、一應保有優先原則がきめられてはおりまするが、実際に行われておる実情を見ますると、これは食糧管理局長官も明言されておりまするように、供出優先の形において行われておる。いわゆる裸供出が強制されておるのであります。

深澤義守

1949-05-16 第5回国会 衆議院 農林委員会 第23号

深澤委員 今まで農林当局傾向といたしましては、食糧確保臨時措置法には保有優先原則が確立されているにかかわらず、実際の面から申しますれば、供出完了をやらなければならないということで、非常に供出に全的な努力をささげて参りました。傾向といたしましては農民側の受けとる農林省の姿といたしまして、供出優先の姿を農民自体は考えております。こういうことは多くの悲劇を生みつつあるのであります。

深澤義守

1949-05-14 第5回国会 参議院 農林委員会 第18号

而もその根本に流れておりまする考え方は、やはり保有優先主義を採つているわけであります。それが現実に行われておるかどうかということになりますと、決してさようには運用されておらないということも認めざるを得ない。要するに國全体の各種の需給の状況からいたしまして、生産予定数量というものが、まあ決定されるわけであります。

安孫子藤吉

1948-10-09 第2回国会 衆議院 農林委員会 第42号

その意味ではきわめて惰農がおりまして、割当をまつたく言いつけを守らないで予定数量をあげ得なかつたというような場合を除きまして、災害その他眞にやむを得ない事由によつて保有を食い込むというような場合は、これは供出量を補正する、こういう意味でありますから、御発言の保有優先という言葉ももしそういう意味でありますならば、そういうことでその原則は今後も続けていきたいと考えております。

山根東明

1948-06-30 第2回国会 衆議院 農林委員会 第30号

それは三月二十二日付答弁第三号によりますと、政府農家保有優先とか、還元配給には法的根拠はない。明らかにそうした面におきましては、農業者食生活を保障する法的根拠はないのであります。政府はやはりその御答弁の中から見ますと、行政上の手心でやる。すなわちお情米制度であるということが明らかになつております。

重富卓

1948-05-22 第2回国会 衆議院 本会議 第48号

すなわち、農家保有優先確保は実定法上に定めがないと答えられ、また還元配給法的根拠はないと述べられております。一旦収穫全量政府に買い上げるといたしましても、特別法その他の法律農民食生活を保償する規定がありますれば、公定保有量を一旦供出せしめても、私はあえて憲法違反だとは申しません。しかし、そうした法律はないと、明らかに芦田総理答弁書で述べておられます。

重富卓

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